What's MAAH?

個人としても平面及び空間作品を制作している立川真理子と、
不思議造形作家として作品を制作している加藤治男のふたりで
制作している参加体験型アートユニット。1994年に結成。

 生きている生身の人間としての存在が失われつつある現代社会において、
MAAH(マー)はセンス オブ ワンダー 「自然現象の多様な不思議、驚きに気づく力」
見つめ直すことを通して、地球の一部分としてのヒトの根源的な問題に立ち返ろうと考えています。
そしてそれを観客と共感できるような感覚を通して感じとれる参加型作品として構築することをめざしています。
作品は『自然を再び見るための窓』と考えています。
創り出された装置や空間そのものだけを見るのではなく、それらを通して私たちを支える
本質的な感覚、うちなる自然をとらえなおそうと試みているのです。

【展覧会
1995年 メビウスの卵展 O美術館/東京(〜2001年)
       メビウスの卵展 パルテノン多摩/東京(〜2004年)
1999年 メビウスの卵展 石と賢治のミュージアム「太陽と風の家」/岩手県東山町
          〃      北陸電力エネルギー科学館/富山(〜2006年)
2000年 メビウスの卵展 CAPHOUSE/神戸
2001年 メビウスの卵展 千曲川ハイウェイミュージアム/長野 
2002年 個 展       パラ グローブ/東京
       メビウスの卵展 せんだいメディアテーク/宮城
2003年 メビウスの卵展 おかざき世界こども美術博物館/愛知
          〃      七ヶ浜国際村/宮城(〜2004年)
2004年 メビウスの卵展 ひろしま江波山気象館/広島

2005年 愛知万博 長久手会場 森林体感ゾーン 森の自然学校(南の森)に期間中屋外作品設置
2008年 ヘンテックアートな遊園地 ころころ児童館/東京

【パブリックコレクション】
北陸電力エネルギー科学館(富山)、東京ガス環境エネルギー館(神奈川)

立川真理子(Mariko TACHIKAWA)

日本大学芸術学部卒(1986年)
美学校 芸術科学実験工房修了(1989年)
1990年より胎内記憶をテーマに植物を
モチーフとした平面作品や、光と水を使った
空間表現、造形作品を画廊などで発表。
最近では触覚や嗅覚を使って体験する作品
の制作やワークショップなども行っている。
91年よりアート&サイエンスをテーマに
参加体験型作品を中心とした展覧会、メビ
ウスの卵展を毎年全国各地で開催、出品。
アートユニットMAAH(マー1994〜)や
4DU(2002〜)としても活動。



立川真理子 詳細はこちら

加藤治男(Haruo KATO)

東京農工大学工学部卒(1978年) 
東京デザイナー学院卒
美学校 芸術科学実験工房修了(1990年)
91年よりフリーランスのプロダクトデザイナー、
不思議造形作家として活動。
91年よりアート&サイエンスをテーマに参加体験
型作品を中心とした展覧会、メビウスの卵展を
毎年各地で開催、出品。

科学的現象や身体バランスを取り込んだ不思議
造形、かすかな音を聞く作品など制作。
光の塔(狛江市)、風の卵(和歌山県白浜)、
水琴球(愛知万博)など屋外作品制作。
造形ワークショップも行っている。
アートユニットMAAH(マー1994〜)や
4DU(2002〜)としても活動。

加藤治男 詳細はこちら

「水の中からうまれるかたち」

水琴卵(すいきんらん)

MAAH Solo Exhibition 2002.4 / Para GLOVE

「知覚する芸術」Sensible Art −わたしたちは、光を浴びた、水の粒からできている-
 −We,live-beings are composed of water ripples in the sun-shine−

ゆらゆらとゆるやかにきらめく光の波紋・・・
光の波間に横たわり、目を閉じる時、
滴り落ち、響きわたる水滴の音・・・。

−はるかかなたに時をさかのぼる。
この地球が母の胎内で羊水に包まれるように
光と水に満たされていたあの頃・・・
そして今も、同じ水を内包するわたしたち(生命)の
奥深くに刻まれているその記憶は、
わたしたちの身体が、
「光を浴びた水の粒からできている」
ことを思い出させてくれる。

Top Page

Contacts

MAAH Gallery